ニュートリコスメティクスとは?
栄養を意味する「ニュートリション」と、化粧品を意味する「コスメティックス」を掛け合わせた造語です。
皮膚や髪、爪などの美容、健康増進を目的とした栄養素を含有するサプリメント、食品、飲料など、口から摂取する健康補助食品の総称です。一般的には「美容サプリメント」と呼ばれています。
健康補助食品の市場概況
2022年は人流の回復や特需の落ち着きがみられましたが、外出自粛の緩和に加えて、猛暑など気候要因も味方し、ドリンク類を中心に復調に向かいました。
また、「Yakult1000」のヒットや、ストレス緩和・睡眠サポートなど、新たな市場が開拓されており、1,000億ペースで増加しています。
※食品・ドリンク類・サプリメントすべて含む/医薬品・医薬部外品のものは対象外
引用元:富士経済H・Bフーズマーケティング便覧2023総括編
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注目カテゴリ「美白・紫外線対策」食品
「飲む日焼け止め」食品など登場で注目を集めました。コロナ禍で一旦落ち着きましたが、2021年以降は、外出自粛の緩和により少しずつ市場が戻りつつあります。2022年以降は化粧品ブランドの美白サプリメントの登場により市場が好調に推移しています。また、機能性表示食品の肌訴求に関する届出件数も順調に伸びており、「紫外線保護」を謳う商品が増えているのも市場拡大の要因の一つです。
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美白ケア消費者動向
美白ケアを重要と思っている一般消費者は7割以上となっており、また、綺麗な肌の特徴は?と聞いたアンケートでは、多くの方が透明感・ツヤがあると回答しています。綺麗な肌を目指したい消費者にとって、美白ケアは欠かせない存在であることが分かります。
引用元:美白ケア重要度 https://www.cosmetic-culture.po-holdings.co.jp/report/pdf/190312bihaku.pdf
引用元:綺麗な肌の特徴 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000062.000051589.html
美白ケアといえば、化粧品での対策をしている方が多い印象ですが、化粧品に合わせてインナーケアでの対策にも興味をもつ消費者もいるのではないでしょうか?
これらのことから、美白・紫外線対策のインナーケア商品のニーズは高く、市場は拡大していくことが予想されます。
市場のまとめ、広告表現に対する規制強化
食品での美白・紫外線対策市場の課題は、広告規制により「美白」などのキーワードの使用が難しいことです。
近年では、機能性表示食品や化粧品ブランドの活用の成功事例があり、消費者への伝わりやすい商品設計が重要になってきます。
機能性表示食品の活用
機能性表示食品は、一般食品では難しい「機能性を商品に表示できる」制度となります。
紫外線や美容関連のヘルスクレームが受理されており、美容商品として機能性を謳うことが可能です
また、化粧品ブランドの活用としては、既存の美白ラインの化粧品とリンクさせたサプリメントの開発などが例として挙げられます。
当社では機能性素材の販売、そして健康食品・サプリメントのOEM(受託製造)で培ってきたノウハウを活かし、
機能性表示食品の企画・開発、消費者庁への届出、製造・パッケージングに至るまで、ワンストップでサポートし、ご満足いただける機能性表示食品を提案いたします。
化粧品ブランドからサプリメントへの展開例や、ブランド別マーケットシェアをまとめた資料をご用意しております。
市場が拡大している機能性表示食品の進出・開発支援も行っておりますので、ご興味がございましたらお問い合わせください。
届け出表示例:肌保湿、肌弾力、抗紫外線、むくみなど
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おすすめ原料のご紹介
化粧品
Nano-Lipobelle H-AECL
老化サインから肌を守るビタミンA,C,E誘導体とルリジサ油(必須多価不飽和脂肪酸リッチ)を含有し、肌を活性化させるビタミンコンプレックス原料です。皮膚浸透性を高めるためにナノエマルション化していますのでキャリアー効果があり、肌を即時的に満たします。
Arbutin
メラニンの合成抑制作用、色素沈着の防止効果、紫外線や日焼けによる皮膚の損傷防止作用があり、水への溶解性も高く、様々な製剤への応用が可能です。
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化粧品のラベルを見るのが好きで、裏面の成分をみて処方手順を想像するのが趣味です。
最近は、クロスステッチにはまっており、ひたすら針を動かすのが楽しいです。