気象庁は、8月1日(木)に7月の天候まとめを発表しました。
7月の日本の月平均気温は基準値からの偏差が+2.16℃で、統計を開始した1898年以降の7月として、昨年の記録を更に上回り最も高くなりました。
東日本及び沖縄・奄美の月平均気温平年差はそれぞれ+2.3℃、+1.3℃で、いずれも統計を開始した1946年以降の7月として歴代1位の高温になり(東日本はタイ記録)、全国153の気象台等のうち62地点で、月平均気温が7月として歴代1位の高温になりました(12地点のタイ記録を含む)。
向こう1か月も引き続き全国的に厳しい暑さになる見込みと発表しています。
今年以降、夏は酷暑が当たり前になってしまうかもしれません。
酷暑では熱中症への注意対策が必要になります。
熱中症についてはこちらのコラムをご覧ください。
これだけ猛暑日が続くと熱中症の注意が必要になりますが、暑いからと必要以上に冷房を効かせすぎたり、冷たいものを多くとってしまうと夏バテにの注意も必要となってきます。
夏バテとは・・・?
通常人の体は、温度変化に対して体温調節機能が働いて体調を整えています。
暑くなり体温が上昇すると、皮膚の血管が拡張して血液が身体の表面に集まり汗を出します。
しかし、高い温度や湿度が原因で、汗の蒸発が妨げられ、体温調節が難しく、熱が体内にこもり疲れやすくなります。
くわえて、夏は室内と室外の温度差があり、自律神経に乱れが生じやすくなります。
自律神経の不調によっても夏バテが起こります。
夏バテとは、夏の暑さによる体がだるい・食欲がない・寝不足などの体調不良の総称です。
夏バテの症状は・・・?
夏バテにはどのような症状があるかを見てみましょう。
疲労感
夏バテの代表的な症状は、疲労感です。
普段の生活を送っていても、疲れや体の怠さが抜けず、疲労感が蓄積している感じを持ちます。
脱水症状
気温が上昇し、大量の汗と一緒に身体に必要なミネラルも失われてしまい、脱水症状を起こすなど体調に異常が出てしまいます。
食欲不振
暑さにより食欲が低下し冷たい飲み物や食べ物を摂りがちですが、胃腸機能が低下してさらに食欲が低下してしまいます。
その結果、栄養不足になり疲労も回復しにくくなります。
睡眠不足
夜間でも気温が下がらなく寝苦しく、寝付きが悪くなったり睡眠の質が低下したり、睡眠不足の
状態になります。
睡眠不足が続くと、日中の仕事や勉強に集中出来ない、疲れが抜けないなど、生活に支障が出てきてしまします。
夏バテの原因は・・・?
私達の身体は体温を一定に保とうとする働きがあります。
夏場の上昇した体温を下げるために、汗は大切な役割を果たしています。
しかし、湿度が高いと汗の蒸散が妨げられ、体温調節のがきちんと行えなくなります。
加えて、猛暑の屋外と冷房が効いた室内を行き来することも体温調節に影響し、自律神経の作用が乱れて身体の不調を引き起こしてしまいます。
汗を大量にかくことで体内の水分と一緒にミネラルが流出し、食欲が低下すると食事の量が減り、ビタミンが不足することもあります。
ミネラルやビタミンは健康に欠かせない成分なので、不足すると体調を損ねやすくなります。
夏バテ対策は・・・?
環境
室内と外の温度差を5℃以内になるように調整することで、自律神経が乱れることを防ぎましょう。
自律神経のバランスが崩れることを防ぐことで、食欲不振、疲労感や怠さなどの不調の予防となります。
睡眠
睡眠は、心身の疲労回復に大きな役割を担っています。
夜更かしなどで生活習慣が乱れると、睡眠のリズムが乱れて睡眠の質の低下につながります。
生活習慣と睡眠のリズムを整えて、よりよい睡眠をとることを心掛けましょう。
睡眠対策についてはこちらのコラムもご覧ください。
運動
冷房の効いた室内にずっといると、汗腺の機能が衰えて汗をかきにくい体になります。
適度に汗をかかないと体温調節ができず、夏バテを招きます。
朝晩の涼しい時間帯を選んで適度な運動を心掛けましょう。
適度な運動による疲労感から、睡眠改善にも繋がります。
夏バテ対策製品の開発をご相談ください
今年も昨年同様かそれ以上に暑い日が続いています。
今年以降、夏は酷暑が当たり前になってしまうかもしれません。
そうなれば、夏バテ予防や対策が重要となります。
当社では黒酢やSOD Bなど夏バテ対策原料のお取り扱いから製品の企画・開発、OEMまでお受けしておりますので、ご興味がございましたらお気軽にお問い合わせください。
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いろいろなモノを口に入れすぎて、最近では植物エキスの苦味も美味しく感じるようになりました。