厚生労働省によると、2025年には団塊の世代の方々がすべて75歳以上になり、全人口の約18%を占め、
2040年には65歳以上の人口が全人口の約35%となると推計されています。
世界保健機関(WHO)によると、認知症患者さんの数は2019年時点で全世界に5,000万人いるとされ、
2030年には1.6倍、2050年には3倍になると予測されています。
そんな中、ヌートロピック(Nootropics)という言葉がアメリカの健康食品業界で注目され始めています。
ヌートロピックという言葉をご存知でしょうか?
ヌートロピックとは、健康な人の脳の機能や能力を高め、認知機能の向上や維持、集中力の向上に
役立つとされる物質の総称で、基本的にはハーブ系の天然原料を由来とした成分としており、
無理に機能を高めるものではないとされています。
昨今ブレインフードやブレインサプリ製品を目にすることも増えてきていますが、これらも
ヌートロピックの1つと言われています。
ヌートロピックの機能性
ヌートロピックと言っても、そのターゲットや機能性はいくつかに分かれており、代表的なものは
次の8つがあげられます。
- 集中力・注意力を上げる
- 記憶力を上げる
- モチベーションの向上
- 疲労感や倦怠感を和らげる
- 睡眠の質を上げる
- 不安やストレスを和らげる
- 気分を落ち込みにくくする
- 認知機能を維持する
アメリカやヨーロッパでは研究結果や臨床で証明された成分もありますが、食品として
摂取するものについてはあくまでも健康な人がよりよい日常を送るために、脳をケア
するものとして捉えましょう。
ヌートロピック製品の開発をご相談ください
ヌートロピック製品の中でも特に認知機能をサポートする食品や睡眠をサポートする食品の市場規模が
拡大しており、機能性表示食品でも、認知機能に関する製品の届出数ははおよそ650件、睡眠に関する
製品の届出数は700件を超えています。
代表的な成分はカフェインやガラナエキス、L-テアニン、イチョウ葉、オメガ3脂肪酸、GABAなどが
あげられます。
上記成分をはじめ、原料の取り扱いとその知見をもとに、ヌートロピックサプリの開発をお手伝い
させていただきます。
ご興味がございましたら、こちらからお気軽にお問い合わせください。
いろいろなモノを口に入れすぎて、最近では植物エキスの苦味も美味しく感じるようになりました。