2015年から新しくスタートした機能性表示食品制度。
消費者庁へ届出を行うことで、企業の責任において最終製品に食品の機能性を表示することができるようになりました。
機能性表示食品の詳細はこちらの記事をご覧ください。
「機能性表示食品とは?定義と特性について」
制度がスタートしてから早7年、さまざまな製品が消費者庁に届け出され、市場で販売されています。
それでは、2022年3月31日時点における届出状況を見てみましょう。
機能性表示食品 届出数推移
届出総数は5,000件を超え、ドラックストアはもとより今ではコンビニやスーパーなどでも機能性表示食品は溢れています。
今まで効果を明確に表現できなかった健康食品は、機能性表示食品制度によって”期待できる効果”を製品に表示できるようになり、
消費者へ訴求しやすくなりました。
機能性関与成分ランキング
1位 | GABA | 672件 |
2位 | 難消化性デキストリン | 429件 |
3位 | DHA | 287件 |
期待できる効果を製品に表示するためには、根拠となる関与成分が配合されていなければなりません。
関与成分が同じでも表示できる機能性が異なる場合もあり、販売会社の方向性や考えを見ることができます。
1つの成分で複数の機能性を謳う事ができる原料や、単回で機能性が期待できる原料、配合量の少ない原料などが人気です。
表示しようとする機能性ランキング
1位 | 中性脂肪 | 861件 |
2位 | 血糖値 | 776件 |
3位 | お腹の調子 | 661件 |
生活習慣病に関係する内容が上位をしめており、ダイエット、高齢者にかかわる症状が上位にはいっています。
免疫など新たに表示できるようになった機能性もあり、今後も少しずつですが表示できる機能性の訴求は広がっていくと考えられます。
体の部位ランキング
1位 | お腹 | 688件 |
2位 | 肌 | 503件 |
3位 | 眼/目 | 442件 |
企業の責任において科学的根拠を示せば体の具体的な部位を指して製品を訴求することが可能となり、お腹の脂肪減少を訴求したダイエット製品や腸内環境に訴求した製品、肌の潤いといった美容に訴求した製品、PCやスマポのブルーライトに訴求したセ品など、時代の流れやニーズを汲み取った商品開発が行われています。
機能性表示食品の取得をトータルでサポートしています
当社では機能性素材の販売、そして健康食品・サプリメントのOEM(受託製造)で培ってきたノウハウを活かし、機能性表示食品の企画・開発、消費者庁への届出、製造・パッケージングに至るまで、ワンストップでサポートし、ご満足いただける機能性表示食品を提案いたします。
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