![](https://column.cosfa.co.jp/system/wp-content/uploads/2022/02/cruelty-free-image.png)
化粧品等の製造や開発の過程で、
動物に残虐(cruelty)な手段がとられていない(free)もの
=動物実験がなされていないものを指します
EUでは、2004年に化粧品の完成品と、
原料およびその組み合わせのための動物実験が禁止されており
2018年には、動物実験を実施した化粧品の輸入・販売を禁止する法律が
アメリカ国内で初めてカリフォルニア州にて制定されました。
既に各国では、動物実験の禁止や
動物実験代替法 の積極的な導入の検討を始めており
また多くの化粧品企業で、動物実験の廃止が宣言されています。
動物実験の今後について
主要各国で「クルエルティフリーでない原料や化粧品販売の禁止」が
主流となってきている今、今後日本国内でも化粧品の動物実験の禁止、
あるいは廃止を前提としたうえでの動物実験代替試験法の
積極的な導入が求められるようになっていくと考えられます。
クルエルティフリー認証
クルエルティフリー認定を実施している
機関や団体をご紹介いたします。
Leaping Bunny Program
Cruelty Free International
・英国
化粧品、日用品等が完成されるまでの全ての工程において
動物実験が実施されていないことを確認し、更新認定マークを付与しています。
![](https://column.cosfa.co.jp/system/wp-content/uploads/2022/02/cruelty-free-logo-image.png)
Beauty Without Bunnies
PETA(People for the Ethical Treatment of Animals)
・米国
知名度が高い団体の認証で、「動物実験なし」または
「動物実験なしでビーガン」として認定されると、
認証マークを使用できるようになります。
![](https://column.cosfa.co.jp/system/wp-content/uploads/2022/02/beautywithoutbunnies.png)
動物実験代替法について
世界各国で動物実験に対する法規制が進んでいる中、
日本の化粧品業界では、動物実験代替法の開発と評価に取組んでおります。
近年では、動物実験代替法の普及活動にも力を注ぎ、
行政及び学会等と連携しながら進んでいます。
![](https://column.cosfa.co.jp/system/wp-content/uploads/2022/02/woman_scientist_with_microscope_23_2148581904.jpg)
日本動物実験代替法評価センター(JaCVAM)では、
行政試験法としての妥当性についての評価と、
それに必要なバリデーションを実施するとともに、
関連分野における国内及び、国際協力並びに国際対応に携わっています。
・試験一覧はこちら
また、医薬品医療機器総合機構(PMDA)からは、
化粧品・医薬部外品の安全性評価に資するためのガイダンスとして、
動物実験代替法に関連する通達が出ています。
・PMDAの関連について
BIOX事業部では、このような動物を用いない試験での
安全性試験を受託しております。
関心がある方は、当社営業担当もしくはこちらよりお問い合わせください。
研究開発部、薬粧部を経てプロモーショングループで業務しておりましたが
7月1日より研究開発部に戻って手を動かしております。
最近、中国語を勉強し始めました。
好きな食べ物:「讃岐うどん」 好きな香粧品アイテム:「パウダーファンデーション」
みなさまのお力添えできれば幸いです。