IWASEコラム

キッズサプリ開発のヒント満載!市場が求める「おいしさ・機能性・安心」を形に

食の多様化やライフスタイルの変化に伴い、子どもの栄養バランスを心配する保護者の方々が増えています。
好き嫌いや偏食、忙しい毎日の中で、食事だけで完璧に管理することは簡単なことではありません。
そこで今、現代の子育てをサポートする心強いアイテムとして「キッズサプリメント」が注目を集めています。

キッズサプリって何?大人用との違いと3つの特徴

キッズサプリとは、その名の通り、子どもの成長期に必要な栄養素を補うことを目的としたサプリメントです。
大人向けのサプリメントとの大きな違いは、子どもが摂取しやすいように様々な工夫が凝らされている点にあります。

形状と味

美味しいフルーツ味のグミやゼリー、ポリポリ食べられるチュアブルタブレット、飲み物に混ぜやすい粉末タイプなど、お菓子感覚で続けられるものが主流です。

成分と配合量

成長期に特に必要とされるカルシウムやビタミンD、鉄、DHAといった栄養素を中心に、子どもの体に合わせた配合量で設計されています。

安全性への配慮

原材料にこだわり、アレルギー物質を排除したり、自然由来の成分を使用したりと、安全性を重視した製品が多く見られます。

もちろん、サプリメントはあくまで食事の補助的な役割を担うものであり、基本はバランスの取れた食事が大切です。
しかし、食事だけでは補いきれない栄養素を手軽に、そして効率的に摂取できるのが大きな魅力と言えるでしょう。

キッズサプリの最新トレンドは「おいしさ・特化・安心」

保護者の健康意識の高まりとともに、キッズサプリ市場は拡大しています。
かつては総合的なビタミン・ミネラルを補うものが中心でしたが、近年のトレンドはより具体的で、ニーズを的確に捉えたものへと進化しています。

お菓子のような「おいしさ」と「楽しさ」

サプリを「楽しみ」に変える、美味しいゼリーやグミタイプが圧倒的な人気です。

目的に合わせた「特化型」サプリ

「学ぶ力(DHA)」や「骨の成長(ビタミンD)」など、特定の目的をサポートする製品が主流になっています。

「安心・安全」へのこだわり

「天然由来」や「アレルゲンフリー」など、原材料の安全性が製品選びの重要な基準となっています。

子どもの成長を応援するおすすめの機能性原料

具体的にどのような成分が子どもの成長にとって重要なのでしょうか。
子どもの成長を応援する、おすすめの機能性原料をご紹介します。


目的おすすめの機能性原料主な働き
丈夫な体づくりカルシウム、ビタミンD、鉄、亜鉛骨や歯、血液、筋肉といった体の基礎を作り、
エネルギーを生み出すサポートをします。
学ぶ力をサポートDHA(ドコサヘキサエン酸)、
EPA(エイコサペンタエン酸)
青魚に多く含まれるオメガ3系脂肪酸。
脳の発達や機能維持に重要な役割を果たし、「考える力」や「集中力」を
サポートすると言われています。
お腹の健康と守る力乳酸菌、ビフィズス菌腸内環境を整えることで、栄養の吸収を助けるだけでなく、
体を守る「免疫機能」の維持にも繋がります。
現代っ子の目を守るルテインパソコンやスマートフォンなどのブルーライトから
目を保護する働きが期待される成分。
緑黄色野菜に多く含まれます。

これらの成分は、日々の食事から摂取することが基本ですが、魚が苦手、野菜をあまり食べないといった場合には、サプリメントで上手に補うのも賢い選択です。

あくまで日々の食事のサポーターとして位置づけですが、キッズサプリは子どもの成長の心強いパートナーとなり得ます。
当社ではお菓子のように「おいしい」ゼリータイプのキッズサプリの開発をサポートし、OEMまでお受けしております。

ご興味がございましたらお気軽にお問い合わせください。
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この記事を書いた人

藤井 元人

ウェルネス事業部

口に入れる食品原料や製品取り扱うウェルネス事業部に所属しています。
いろいろなモノを口に入れすぎて、最近では植物エキスの苦味も美味しく感じるようになりました。

投稿内容は個人の意見であり、所属企業・部門見解を代表するものではありません。
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