IWASEコラム

アカモク加工の皆さんの声から生まれた医薬部外品対応の海藻エキス

※上記画像はイメージになります。

シー・アクト社原料「アカモクエキス」

伊勢志摩の近海で採れるアカモクのゆで汁から美容成分を抽出した、医薬部外品対応の海藻エキス(1)になります。皮膚への単回・連用塗布による保湿効果、肌細胞の活性化が期待できる天然保湿素材となります。スキンケア・ヘアケア素材としてご利用ください。染毛剤やパーマ剤などにもご使用いただけます。(NMPA登録コードあり)

そもそもアカモクとは!?

アカモクは、ホンダワラ科ホンダワラ属の海藻で、北海道から九州にかけて広く分布している一年生の褐藻類です。波によって引きちぎられ、海面を漂流する流れ藻は、魚類の産卵場所や雑魚の成長の場としての役割も担っています。また、ホンダワラ属の楕円形の気泡がついた藻体は、稲糖を連想させるため、縁起が良いとされ、関西では古来より、新春の蓬菜飾りとして用いられています。アカモクは、一部の地域においては、伝統的な食品として昔から利用されてきました。地方により呼び名は様々であり、秋田県や石川県では「ギバサ」、山形県では「ギンバソウ」、新潟県では「ナガモ」と呼ばれています。一方で、流れ藻として漂い、漁船のスクリューや養殖施設に絡みつくことから漁業の盛んな地域では厄介な海藻「ジャマモク」と呼ばれ、産業廃棄物として廃棄されている現状がありました。近年では、未利用資源の活用の高まりから、食用として利用のなかった地域でも利用され始めています。また、海藻類に含まれる機能性成分や低カロリーといった良さが注目されています。アカモクの特徴としては、粘りがありシャキシャキとした食感が挙げられます。この粘りの成分には、粘性多糖類のフコイダンやアルギン酸などがあります。フコイダンは、免疫活作用や抗腫瘍作用、血液凝固抑制作用、抗ウイルス作用など様々な機能性について研究されています。アカモクを食べることで、健康効果が期待できます。

■機能性データ

〈皮膚への作用〉
①ヒトモニター試験(保湿作用:単回・連用塗布による角層水分量増加)
②正常ヒト表皮角化細胞への作用(ヒアルロン酸産生、保湿因子アクアポリン3、フィラグリン、バリア機能因子トランスグルタミナーゼ1、クローディン1、ケラチン10、インボルクリン)
➂正常ヒト線維芽細胞への作用(Ⅰ型コラーゲン産生、細胞賦活)
*天然由来BGを使用。

information

表示名称水、BG、アカモクエキス
INCISargassum Horneri Extract、Butylene Glycol
中文INCI
医薬部外品名称

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この記事を書いた人

牧野光樹

大阪薬粧部

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