2023年3月15日(水)、ニューヨーク州環境保全局(DEC)長官のバジル・セゴスは、ニューヨーク州の水域におけるパーフルオロオクタン酸(PFOA)、パーフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)、1,4ジオキサン(1,4-D)の規制に向けて水質指針値の最終版を発行すると発表しました。
DECの新しいガイダンス値は、飲料水源として使用される周辺水域を補完的に保護するものです。
このガイダンス値は、まずDECのSPDES(State Pollutant Discharge Elimination System)許可を必要とする産業排水の要件に組み込まれ、環境中の有害なレベルの新興汚染物質の施設による寄与を減らすことになります。
ある種の産業排水は、より濃縮された汚染物質源となる可能性があると評価されており、これらの汚染物質は下流の処理システムではなく、産業排水源で制御するのが最善とされています。
産業排水を制御するための行動を実施する最終ガイダンスに加えて、DECは、公営処理施設(POTW)を通じて排出される新興汚染物質に対処するためのガイダンス案の提案に積極的に取り組んでいます。
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