
近年の美白スキンケア市場
近年の記録的な猛暑や「日傘男子」の定着により、紫外線対策は性別を問わない共通ニーズへと進化しました。シミ・そばかすを防ぐだけでなく、透明感や肌トーンの改善など、消費者から美白化粧品に求められる期待値は年々高まり続けています。
こうした中で、消費者が納得して製品を手に取るための一助となるのが、効果を客観的に示す「試験データ(エビデンス)」ではないでしょうか。本記事では、信頼獲得の鍵となる美白試験についてご紹介いたします。
美白効果の評価対象と評価方法について
ひとえに「美白」と言っても、そのアプローチは多岐にわたります。目立つシミ、目視で確認できない隠れシミ、くすみ、肌色のトーンアップ、色ムラなど、多角的な切り口での評価が可能です。
こうした多様なニーズに応えるべく、当社では「原料そのもののポテンシャル評価」から、最終的な「製品としての実力評価」まで、ステップに合わせた受託試験を承っております。
原料の評価
- 酵素や細胞を使用するin vitro評価
- 皮膚組織を使用するex vivo評価
製品の評価
- 3次元細胞モデルを使用するin vitro評価
- 皮膚組織を使用するex vivo評価
- ボランティアによるヒト評価
評価方法の例(ヒト)
実際の使用条件に沿って評価を行うヒト試験は、他の評価方法より強い訴求力を持ちます。
| 目的 | 概要 | 評価対象例 | 特徴 | おすすめ評価期間 |
|---|---|---|---|---|
| いま肌に出ているお悩みに対してPRしたい | 連用評価のひとつ 一定期間使い続けてもらい、試験前と終了時でどのくらい変化したかを評価 | 既にあるシミの改善 肌全体のトーンアップ(ブライトニング)など | 消費者のイメージのしやすさ | 8週間以上 |
| 比較品との違いをPRしたい | 連用評価のひとつ サンプルを2品用意、一定期間使い続けた後、どちらのサンプルがより改善したかを評価 | 肌全体のトーンアップ 顔にまんべんなく出ているシミの改善など | リニューアル品の良さをPRできる | 8週間以上 |
| 紫外線を浴びた直後のケアをPRしたい | UV照射で小さな日焼けを人工的に作り、無塗布部や比較品塗布部と比較してどのくらい日焼け跡が早く落ち着くかを評価 | 抗炎症 色素沈着防止効果の確認 | 短期間での評価が可能 複数サンプルの比較が可能 | 3~4週間以上 |
美白試験の評価時期について
ヒト評価は紫外線が強くない時期に行うのが望ましいです。
- 1月~4月
- 9月末~12月
夏前に準備を整え、秋から試験を開始するスケジュールが適しています。
夏期からの準備期間を経て、秋以降の評価期間へとスムーズに移行するための体制を整えております。試験規模や実施期間に応じた最適なプランをご提案いたしますので、詳細はBIOXグループまでお問い合わせください。








