うだるような暑さと、鳴りやまないセミの声。
今年もまた、厳しい夏が始まろうとしています。本格的な夏を迎える今だからこそ、改めて「熱中症」の正しい知識を身につけ、万全の対策を講じる必要があります。
年々深刻化する災害級の暑さ

ここ数年の夏を振り返ると、その暑さが異常なレベルに達していることは明らかです。もはや「夏の風物詩」という言葉だけでは片付けられない命に関わる「災害級の暑さ」が毎年のように私たちを襲っています。特に2023年は平年を1.76℃も上回り、日本の観測史上最も暑い夏となりましたがその猛威はとどまることを知りません。
2024年も夏の平均気温は2023年と同じく平年差+1.76℃を記録し、観測史上1位タイに。まさに2年連続で「最も暑い夏」となりました。さらに、7月29日には栃木県佐野市で国内最高気温となる41.0℃を観測するなど、命の危険を感じる酷暑が日本列島を襲いました。夜になっても気温が下がらない熱帯夜が続くことももはや「当たり前」になりつつあります。
地球温暖化の影響もありこの危険な暑さは今後も続くと考えられています。そのため「去年は大丈夫だった」という経験則はもはや通用しないと考えておくべきです。
「熱中症」とは?正しく知ることが対策の第一歩
そもそも「熱中症」とは、どのような状態なのでしょうか。
私たちの体は、汗をかいたり皮膚から熱を逃がしたりすることで体温を一定に保っています。しかし、あまりに気温や湿度が高い環境にいるとこの体温調節機能がうまく働かなくなり体内に熱がこもってしまいます。この結果、めまいや頭痛、吐き気、けいれん、意識障害といった様々な症状を引き起こされるのが熱中症です。

重症度によって以下の3つに分類され、最悪の場合は死に至ることもあり非常に危険な状態です。
- Ⅰ度(軽症): めまい、立ちくらみ、筋肉痛、汗がとまらない
- Ⅱ度(中等症): 頭痛、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感
- Ⅲ度(重症): 意識障害、けいれん、体が熱い
特に体温調節機能が未熟な子どもや体力が低下している高齢者、持病のある方は重症化しやすいため、周囲の人の注意深い見守りも欠かせません。
今日からできる!熱中症対策の3つの対策
この危険な熱中症から身を守るために、難しいことは必要ありません。今日から実践できる3つの対策を覚えておきましょう。
1.賢く「涼」をとる
日中の最も暑い時間帯は外出をなるべく避け、室内では我慢せずにエアコンを使いましょう。室温は28℃を目安に快適な環境を保つことが大切です。外出する際は、日傘や帽子、涼しい服装を心がけてください。
2.「のどが渇く前」に水分・塩分補給
のどの渇きを感じた時には、すでに体内の水分が不足しています。そうなる前に、こまめに水分を補給する習慣をつけましょう。特に汗をたくさんかいた後は、スポーツドリンクなどを利用して水分と塩分の両方を補給することが重要です。
3.自分と「周りの人」を気遣う
自分の体調を過信せず、めまいやだるさなど、少しでも異変を感じたらすぐに涼しい場所で休憩してください。また、熱中症のリスクが高い子どもや高齢者には、周りの人が特に注意を払う必要があります。「顔が赤い」「元気がなさそう」といった小さな変化に気づき、声をかけあうことが、お互いの命を守ります。
今年の夏も厳しい暑さが予想されます。日々の対策を万全にしていても、「もしも」の不安はなかなか消えないものです。そんな時は信頼できるサプリメントを上手に取り入れる、それがこれからのスタンダードな夏の過ごし方かもしれません。

そのアイデア、塩ゼリーで製品化!
当社では熱中症対策塩ゼリーの処方開発を行っています。
建設会社様との塩ゼリーの共同開発も今年も6年目を迎えました。
真夏の作業現場で手軽に美味しく食べてもらえるように様々な思考を凝らし処方をリニューアルし続けてきました。
身体に染み渡る塩味、清涼感を感じるキシリトールに加えて、今回はお茶の花エキスとマルチミネラルを追加することで熱中症対策をより強化しました。加えて、味のバランスを調整しさらに美味しく食べやすくなりました。
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いろいろなモノを口に入れすぎて、最近では植物エキスの苦味も美味しく感じるようになりました。