IWASEコラム

キノコ? クラゲ? 希少な『白いきくらげ』の栽培はじめました

九州北西部、玄界灘に面する町、佐賀県唐津市 ”虹ノ松原”。

2021年この地に、きくらげ(アラゲキクラゲ)を栽培する自社ハウス 『唐津ウェルネスファーム』が完成しました。

白いきくらげとは?

当ファームで栽培するきくらげは白いきくらげと、黒いきくらげの2種類。白いきくらげは、10,000株に1株の確率で発生すると言われる黒いきくらげの白色突然変異種です。 とても希少なきくらげで、いわゆるシロキクラゲ(銀耳)とは異なります。

きくらげとは、その名称と姿形からクラゲのように見えますが、
クラゲではなく、キクラゲ目キクラゲ科キクラゲ属のキノコになります。

きくらげの栄養価は?

きくらげは低カロリーで不溶性食物繊維が豊富、脂質が低いので、ダイエット時に適している食材です。また、白いきくらげは全食品でトップクラスのビタミンDを含みます。

食品成分
(100gあたり)
エネルギー
(kcal)
たんぱく質
(g)
不溶性食物繊維
(g)
総食物繊維量
(g)
ビタミンD
(μg)
乾燥1846.973.179.5130
140.74.85.60.1
出典:文部科学省:食品成分データベース

近年の研究でビタミンDに次のような働きがあることが明らかになっています。

  • カルシウムの吸収を助け、骨を丈夫にする
  • 花粉症などのアレルギー疾患を抑え、免疫力を強化

どこのきくらげを食べているの?

日本国内に流通しているきくらげの90%以上が中国産のきくらげです。さらに、そのほとんどは乾燥きくらげのため、生のきくらげを食べれる機会はほとんどありません。

当ファームでは、栽培しているきくらげそれぞれに、『しろかがみ』(白いきくらげ)、『くろかがみ』(黒いきくらげ)と名付け、希少な国産きくらげを、 年間通じ安定して栽培/生産/供給できる体制を整えました。

注目のきくらげ!

きくらげの高い栄養価は、健康や美容に興味のある女性層から注目されています。2021年12月には当ファームが栽培したきくらげが、東京恵比寿のフレンチレストランで提供されました。

料理をご提供いただいたレストランのご紹介

フレンチ&ワイン&シャンピニョン
恵比寿マッシュルーム(MUSHROOM)様
https://www.mush.jp/

・TEL:03-5489-1346
・住所:〒150-0021東京都渋谷区恵比寿西1-16-3 ゼネラルビル恵比寿西 中2F
・定休日:月曜日(祝日でも月曜日はお休みです) 他にも定休日あり


白いきくらげとキノコのソテー 、実際にいただきましたが、非常に美味しかったです!
レストランのホームページは関連リンクにございますので、ぜひご覧ください。
和・洋・中・スイーツ 様々な料理にマッチする当ファームのきくらげ。
料理以外にもいろいろなところで利用いただけるようになりますので、今後をご注目ください。

カテゴリー:

関連リンク:

恵比寿マッシュルーム(MUSHROOM)

この記事を書いた人

藤井元人

ウェルネス事業部

口に入れる食品原料や製品取り扱うウェルネス事業部に所属しています。
いろいろなモノを口に入れすぎて、最近では植物エキスの苦味も美味しく感じるようになりました。

投稿内容は個人の意見であり、所属企業・部門見解を代表するものではありません。
本記事に関してご質問等ございましたら、ページ上部のお問い合わせよりご連絡ください。

ページの先頭へ