◯◯フリーと謳われているコスメ

紫外線吸収剤フリー、シリコーンフリー、タルクフリー、マイクロプラスチックビーズフリー etc.
市場では、こうした◯◯フリーと謳われる化粧品を目にする機会が増えてきています。
そこで今回は、◯◯フリーにフォーカスしてみました。

防腐剤フリー

日本市場においては、パラベンフリーを訴求する製品が2018年以降急速に増え、それに伴いパラベン類の使用率は10年間で10％程度減少しました。パラベン類に替わり、フェノキシエタノールを中心とする防腐剤に加えペンチレングリコールやカプリリルグリコールなどの使用が増加している傾向にあります。

当社では、防腐剤フリーに対する消費者ニーズの増加に加えて、植物由来原料に対する訴求の高まりも見受けられることから、これらのニーズに対応でき、幅広い剤型へ応用可能なおススメ原料のご紹介と、これらを用いた化粧水・スキンケアクリーム・シャンプーの処方とチャレンジテストの結果をまとめた資料をご用意しております。ご興味がございましたら、お問い合わせください。

紫外線吸収剤フリー

サンスクリーン製剤に含まれる紫外線吸収剤は、紫外線による肌への悪影響を低減するために非常に有用な製剤であり、近年では老若男女を問わず多くの消費者が使用しています。
その一方で、製品としての機能性が高いことはもちろん、様々な規制への対応も求められます。
諸外国においては、サンゴ礁への影響から一部の紫外線吸収剤を配合したサンスクリーン製剤の販売が禁止されています。

しかしながら、紫外線散乱剤のみで高いSPF値やPA値を付与することは困難である場合もございます。
そこで当社では、2種類の多糖脂肪酸エステルを併用することにより、紫外線散乱剤のみ使用した処方でありながら、高いin vivo SPF値を有するW/Oサンスクリーン製剤を開発いたしました。また、サンスクリーン製剤の市場動向資料のご用意もございます。ご興味がございましたらお問い合わせください。

マイクロプラスチックビーズフリー

マイクロプラスチック使用規制の動きは、世界では2014年頃から始まっています。
メイク製品に使用されるマイクロプラチックビーズは、主に感触改良剤やシワぼかし効果（ソフトフォーカス性）などを目的として広く使用されてきました。代表的なものとしては、球状のナイロン粒子・ウレタン・ポリメチルメタクリルレート微粒子などが挙げられます。これらの粒子は高いソフトフォーカス効果と転がり性を併せもち、配合した化粧品の伸びが良くなる特性を有します。これらの代替素材として、シリカ・球状セルロース・酢酸セルロースなど、様々な特徴を有した球状粉体をまとめておりますので、ご興味がございましたらお問い合わせください。

提案処方のご紹介

フレンドリー・ベビースキン・シフォンファンデーション処方

湿式成型のソフトで軽くしっとりとしたシフォンケーキのような感触を持ち合わせた、乾式成型のプレストファンデーション処方です。レオパールやユニフィルマを配合することで、柔らかいパウダーをメインに配合しても強度のあるファンデーションになりました。更に顧客のニーズが高い、ナチュラルなカバー力と業界のトレンドに合わせたタルクフリー、マイクロプラスチックビーズフリー処方をご提案いたします。

オーシャンフレンドリーリキッドファンデーション処方

スキンケア効果を訴求した商品や、肌への優しさをイメージさせる天然由来成分配合、負担感の少ないストレスフリーな付け心地を訴求したアイテムのニーズが高まっていることから、シリコーン、タルク、マイクロプラスチックビーズ、石油系界面活性剤、紫外線吸収剤をフリーにしたW/O の乳化型ファンデーションをご提案いたします。SPF43・PA+++（in vitro）

他にも、当社ではさまざまな市場動向資料を作成しております。
ご興味がございましたら、こちらよりお問い合わせください。

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