シンプルなのに高機能。肌も心も満たす「コメ発酵液PD」のチカラ

丸善製薬株式会社は、日本の伝統技術である「発酵」に着目し、老舗種麹メーカーである秋田今野商店と共同で、新しい化粧品原料「コメ発酵液PD」を開発しました。コメ発酵液PDは「瞬間、潤う、心ときめく発酵液」というコンセプトで開発され、処方において、従来の「水」「保湿剤」「エタノール」「界面活性剤」といったベース成分の役割を一つでカバーできる「新発想のベース水」として位置づけられています。

秋田の米と選び抜かれた酵母の出会い

発酵は、微生物の働きによって人間にとって有用な成分変化が起こる伝統技術であり、食品分野で古くから利用されています。酒造りに携わる杜氏の手が美しいという話から、化粧品分野でも微生物の応用が注目されており、本原料は、1000種類以上と言われる酵母の中から選び抜かれた特別な酵母と、秋田県産のコメが出会うことで誕生しました。発酵プロセスを経て、糖、フルーツ酸、ポリアミン、アミノ酸、核酸など、約60成分もの天然由来成分が豊富に含まれています。

肌への機能性

コメ発酵液PDは、肌に対して様々な優れた機能を発揮することが確認されています。
健常女性を対象とした2ヶ月間の連用試験では、コメ発酵液PD原液化粧水が、ブランク化粧水と比較して角層水分量を有意に高め、経皮水分蒸散量を有意に抑えることが示されました。
また、生体角層を用いた試験では、コメ発酵液PDにより水分保持能が高まったことから、後に使用するスキンケア製品の潤い効果を高めるブースター効果が期待されます。
さらに、ヒト皮膚三次元モデルを用いた試験では、有効成分であるグリチルリチン酸ジカリウム(GK2)の透過量が、GK2含有精製水と比較してコメ発酵液PDによって約25%有意に高まったことが確認されており、有効成分のデリバリー向上効果も期待できます。

心地よい使用感と心へのアプローチ

コメ発酵液PDは、肌への効果だけでなく、独特で心地よい使用感も特徴です。接触角試験では、精製水に比べて肌なじみが良いことが確認されています。コスメコンシェルジュによる体感評価では、コメ発酵液PDを試した全員が感触の違いを認識し、「うるおいベールがある」「しっとりしてもっちり感がある」「時間がたってもずっと潤う」「どんどん浸透して柔らかくなった」といった声が寄せられました。特に重ね塗りをした際には、潤いが高まるのにべたつかず、なめらかさを増す感触に驚きが聞かれています。さらに、丸善製薬社は原料として初めて、脳波計(感性アナライザ)を用いた独自の感性評価「マインドフルネスケアTM」を実施しました。化粧水を毎日使用する女性20名を対象にした試験では、コメ発酵液PD原液化粧水を塗布し、肌に触れたタイミングで「好き」という感情が有意に高まることが確認されました。使用することで、前向きな気持ちを高めることが期待できる、心にも働きかける原料であることを示唆しています。

シンプルかつ高機能な処方と今後の可能性

コメ発酵液PDは、その多機能性から、従来の「足し算」ではなく「引き算」の発想で、シンプルでありながら高機能な処方設計を可能にします。ベース成分の多数の役割を一つでカバーするため、ミニマリズム処方にもおすすめです。高配合することで、化粧品全成分表示の最初の成分を「水」ではなく「サッカロミセス/コメ発酵液」と表示することも可能です。優れた機能性は高く評価されており、「最も革新的な機能性原料 2024」の乳化剤・多機能ベース部門で第2位を受賞しています。

information:

製品名コメ発酵液PD/コメ発酵液(部外品用)
表示名称サッカロミセス/コメ発酵液、プロパンジオール、フェノキシエタノール
INCISaccharomyces/Rice Ferment Filtrate、Propanediol、Phenoxyethanol
中文名称酵母菌/大米发酵产物滤液、1,3-丙二醇、苯氧乙醇
医薬部外品表示名称※ラカンセア発酵液(コメ)、1,3-プロパンジオール、フェノキシエタノール

※製品名が、化粧品用と医薬部外品用で分かれています。サンプルや製品をご依頼の際はご注意ください。

・詳細な原料紹介パンフレットは以下「参考情報」URLよりダウンロード可能です。
 https://www.maruzenpcy.co.jp/document/cosmetics(※丸善製薬株式会社のホームページ)

肌への確かな効果、心地よい使用感、そして心に響くベネフィットを兼ね備えたコメ発酵液PDは、クリーンビューティトレンドにも対応し、ウェルビーイングにもアプローチできる原料となっております。

この記事を書いた人

津瀬 由佳子

プロモーショングループ

化粧品原料の営業として8年、メーカー様の製品開発を最前線でサポートしてきた現場経験を持つ。現在はプロモーショングループにて、現場で培った肌感覚と市場データを融合させたトレンド分析・発信を担当。一過性の流行に留まらず、消費者の潜在ニーズや市場の継続性を捉えた「根拠あるトレンド」を厳選して届けることを得意とする。商社ならではの広範な情報網を活かし、お客様の意思決定に寄り添う誠実な情報提供を信条としている。

投稿内容は個人の意見であり、所属企業・部門見解を代表するものではありません。
本記事に関してご質問等ございましたら、ページ上部のお問い合わせよりご連絡ください。

ページの先頭へ

化粧品・健康食品・評価試験など、お気軽にお問い合わせください

各種お問い合わせ

お問い合わせはこちら